【無税】【節税】「無税入門」を読んで サラリーマン・OLの節税方法【源泉徴収=優秀な徴税マシーン】
こんにちは、あきです😃
只野範男さん著の「無税入門」という本を読みました💡
この方は、サラリーマンの傍ら副業で赤字が出た(出した?)ことで、確定申告をし20年間所得税と住民税をタダにした、税制強者です💡
著者の副業は赤字のイラスト制作です。
面白いのは
赤字のイラスト制作→本業
安定給与のサラリーマン→副業
と言い張っていることです(笑)
2つの所得がある場合
①2つの所得を合算する。
この際、赤字と黒字の所得は相殺される。
②合算した所得から、各種所得控除を引く
→課税所得が出る。
③課税所得に対応する税率を掛ける
→所得税が出る。
④課税所得がマイナス→所得税0
⑤すでに所得税を納税している場合は、確定申告で還付される。
(「無税入門」P29~30 より抜粋)
給与収入はマイナスになることはないので、
副業で赤字を出すことで所得税を0にしているようです。
普通、サラリーマンが副業して得た儲けは「雑所得」です。
しかし、「雑所得」のデメリットとして給与との損益通算ができないようです。
また、雑所得の経費は狭い範囲でしか認められないそう。
一方、「事業所得」は給与と損益通算できる!
しかもPC代や家賃まで経費として計上できる!(要按分ですが)
いかに税務の人に「雑所得」ではなく「事業所得」かということを説得することが重要らしいです。
税法上ははっきり区分けされていないため。
でもあまりに所得少ないと、「雑所得ではないか?」というツッコミが入ることもあるそうです😅
大筋は上記のことを中心に
わかりやすく
・事業所得と雑所得の違い
税務署はどう判断しているのか
雑所得と判断された場合の反論方法(笑)
・「無税の人」勝ちパターン
・副業の「必要経費」の内訳
どのような根拠で按分しているか
また、証拠書類の残し方
・グレーゾーン、検挙について
違法悪徳無税はつるし上げのために逮捕もあり得る
・確定申告の方法
青色申告、白色申告の違い
と、基本~応用まで解説されており、素人でもわかりやすかったです👍
個人的には下記の情報が使えそうだと思いました。
☆退職金は勤続20年だと800万円まで、勤続38年なら、2,060万円まで税金0。
☆扶養控除(老人)
(別居70歳以上の1人につき48万円、同居の場合58万円)をした場合、所得税率が10%なら親1人につき4.8万円所得税率が安くなる。
手続きは「扶養控除異動届」担当課に提出するだけで年末調整で安くなる。
請求から過去5年間まで所得税を取り戻せる。
(国税庁HP)
☆無税作戦(損益通算)ができるのは、給与年収800万円位まで。
☆所有期間が5年以上のマイホームを売却して損失が出た場合は、事業所得や給与所得との損益通算が可能。売却を急がないなら5年以上住んでから売却がお得。
控除しきれない損失額については、譲渡の年の翌年以後3年間、給与所得から繰り越して控除可能。
住宅ローンの残高>売却額
の場合のみ使える。
副業をしていなくても、控除額を上げることで課税所得を下げる→所得税を削ることができると思います🎵
勉強になったので、気になった方はぜひ読んでみてください😃